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2020.08.15更新

こんにちは。歯科衛生士の梅村ですnico

現在、世界中で猛威をふるう新型コロナウイルス。終息までにはまだまだ時間がかかりそうです。ウイルス感染から身を守る手立てとしてマスクの装着、手洗い、うがい、3密を避ける工夫などがあります。ではもう1つウイルスに対する防御力を上げる方法としておすすめしたいのが「ていねいな歯みがき」です。

 

starまずは「うがい」の効用について

「外から帰ったらうがいをする」、これは重要な防御方法です。口のなかに入ったウイルスが喉の粘膜細胞に取りつくまでにはタイムラグがあるからです。
喉の粘膜細胞は豊富な粘膜でおおわれています。ウイルスが粘膜細胞のレセプターに吸着しようとしても粘膜が邪魔をするのでなかなか吸着出来ません。
この時を逃さずうがいをすればウイルスを追い出すことが出来ます。

 

star歯周病菌の毒素がウイルスの侵入を手助け?!

しかし、歯みがきが行き届かず歯周病菌がたくさんいる口の中では歯周病菌の出す毒素が歯ぐきを腫らすだけでなく、喉の粘膜細胞を破壊してレセプターをむき出しにしてウイルスの侵入を手助けしてしまうのです。
つまり口の中の汚れたままだと感染リスクが高くなるということになります。

 

star「ていねいな歯みがき」をしましょう!

歯周病菌を口の中から減らすために「ていねいな歯みがき」をしましょう。
ポイントは歯ブラシの毛先が磨きたい場所にきちんと当たっているか意識しながら歯みがきすること。歯と歯の間はフロスや歯間ブラシを使いましょう。
薬用歯みがき剤を使うとさらに効果的です。

 

100年前のスペイン風邪のパンデミックの調査で「歯周病の炎症のない人の死亡率が炎症のある人の4分の1だった」という報告があるそうです。

有効な治療薬やワクチンがないという点では100年前のスペイン風邪におそわれた人々と同じ不利な条件下で新型コロナウイルスと闘っています。感染リスクを下げて身を守るためにていねいな歯みがきを心がけて歯周病を予防しましょうni


参考書籍 クインテッセンス「nico」

投稿者: 徳重ガーデン歯科