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2021.02.01更新

歯と歯の間は、歯ブラシの毛先が届きにくいためプラーク(歯垢)が残りやすく、むし歯や歯周病が発生しやすい場所です。この歯間部のプラークは、歯ブラシだけでは60%程度しか取り除くことができませんが、歯ブラシと併せてデンタルフロスや歯間ブラシを使うと90%近くのプラークを取り除くことができます。

効率よくお手入れをするためにも、毎日のケアに歯と歯の間のお手入れも取り入れましょう。

 

デンタルフロスを使うときの注意

使い方がわからない場合は、歯科医師や歯科衛生士に相談しましょう。

少なくても1日1回、歯みがき後に使うとよいでしょう。

鏡を見て、場所を確認しながら歯肉を傷つけないように使用しましょう。

糸が引っかかったり、ほつれたりする場合は、歯と歯の間にむし歯ができていたり、歯石がついていたりしている疑いがあります。

歯科医院で相談しましょう。

子どものむし歯予防のためにもデンタルフロスは必要です。

自分では上手に動かせない子どもさんには保護者がしてあげましょう。

歯と歯の間のすき間が広い部位には、歯間ブラシを使いましょう。

 

歯間ブラシを使う際の注意

歯と歯のすき間に合ったサイズを選びましょう。

歯と歯の間にスッと抵抗なく挿入でき、動かすときにきついと感じない程度の大きさを選びましょう。

はじめて使用する場合、小さいサイズから試しましょう。小さいサイズでも入らない場合はデンタルフロスで清掃しましょう。

歯によってすき間の広さが異なる場合、数種類の歯間ブラシを使いましょう。

歯肉炎のある部位は、軽い刺激でも出血しやすくなっています。

プラークを除去することで歯肉の炎症が改善されます。

炎症が改善すると歯肉が引き締まり、出血もなくなりますがすき間が広くなる場合があります。

強引に動かすとブラシやワイヤーで歯や歯肉を傷つける恐れがあるので注意しましょう。

歯間の広さや、歯の形態など人それぞれなので、その人に合ったものを使うことがとても大事です。

どのサイズを使えば良いのか、使っているけれども上手く使えているのかわからないなど、疑問に思うことがあれば、当院の歯科医師、歯科衛生士に是非お気軽にご相談くださいnico

投稿者: 徳重ガーデン歯科