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2020.10.01更新

こんにちは。受付の神田です。

今回は子どもの「食」に関してお話しします。

 

子どもの食育や食事指導というと、幼児健診などでの離乳食や幼児食の栄養バランス指導が一般的です。ここで抜け落ちやすいのが実は食べる機能についての視点です。子どもの「食べる力」は生まれつき備わっているわけではなく毎日の食事のなかで発達し、獲得していく能力なのです。

 

・離乳初期(5,6ヵ月〜)

まだ歯はなく食べる練習が始まります。この頃は唇の感覚が発達し、ペーストを下唇で巻きこんで取り込む力がついてきます。スプーンでちょんちょんと下唇をつついたとき、舌で押し出したり、口を尖らせてスプーンを入れさせないのは離乳食にはまだ早いというサインです。

 

・離乳中期(7,8ヵ月〜)
下の前歯が生えてきて食べる機能が飛躍的にアップします。お豆腐のような少し形のあるものを顎に押し付けて上手につぶせるようになります。唇が左右にキュッキュッと引っ張られていたら、それが食べ物を舌で押しつぶしているサインです。

 

・離乳後期(9ヵ月〜)
前歯が生えそろい、下あごをもぐもぐ動かす噛む動きが始まります。この時期は手で握ったりつぶしたりして遊び食べ物の感触をたしかめる手づかみ食べが始まります。

 

・離乳完了期(1歳,1歳半〜)
奥歯が生え始め、かじり取りができます。食べ物を手で持ち、それを口の位置まで動かし、適切な量を口に差し入れ前歯で噛み切るという、とても複雑な動きが出来るようになります。

 

好き嫌い、少食、遊び食べ等々子どもの食事に悩みを抱えているご家庭が多いそうです。

これらは食べる機能をまだ十分に獲得出来ていないことが原因の場合があります。家族で一緒に食卓を囲み、大人が美味しそうに食べている姿を子どもに見せて子どもの食べる意欲を引き出すことも大事です。

何を食べさせるかがメインになりがちな食育ですが、食べる機能+意欲で「食べる力」が育ちます!

 

参考書籍 クインテッセンス「nico」

投稿者: 徳重ガーデン歯科